2017.4.21 【立川談春独演会@豊中文芸センター大ホール】

立川談春独演会@豊中文芸センター大ホール】

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今日のブログは、落語会だけじゃなくて僕の地元にできたこの新しいホールの事にも結構触れるのでご容赦を。
豊中市立文化芸術センター、元々何十年も前からあった市民会館が老朽化ということで建て替えられたホールだ。こけら落としは今年の1月だけど、僕は去年10月のプレこけら落とし公演でセンチュリー交響楽団を聴いている。コンサートについては今後が楽しみhないいホールだと思った。
そして僕はせっかくできた地元のホールだから、素敵な公演がどんどん掛かるホールになってほしいと思っていた。目標は西宮芸文だなと。ただ、以前の市民会館時代はほぼ魅力的な公演がなくて極たまにしか足が向かなかった。落語についてもワンパターンの米朝一門会しか行われなかったのであまり関心がなかった。
だけど、この文芸センターになってから、指定管理者がセンチュリー交響楽団になったこともあるのか、クラシックのいいコンサートが結構開かれるようになった。そして落語はなんと「談春独演会」 と 「小三治三三親子会」 の開催が発表された。これは落語ファンとしてでなく、豊中市民としてうれしかった。なので、どちらもチケット確保して今日やってきたわけだ。

前置きが長くなったけれどここから落語会の話になる。僕は談春さんの独演会に4回行ってる。この人の落語いいと思ってるのだけど、とにかく関西ではでかいホールでしかやらないので、正直どこまでいいのかはっきりしないんだ。繁昌亭ぐらいの小屋なら、落語の特徴もいいところもくっきりとすると思うんだけどね。
だから今日も1344人キャパのホールでどこまで伝わるかと不安もあった。
地元民として祝儀的な気持ちでチケットとったけれど、落語ファンとしてはどんな会になるのか心配だった。
まあ、そんな気持ちとは関係なく談春さんがいきなり登場した。

談春 / 棒鱈
仲入り

談春さん、まくらで豊中の話、で来るだろうなと思っていたらやっぱり森友の話、見に行ったらしい。
でもまあ、今日の客席で豊中市民て多分1~2割ぐらいだと思う。正直僕はこういういろんなところの人の中でこの件持ち出されることは好きじゃない。でも仕方ないけどね。

居残り佐平次」 今このネタで全国ツアー中で、西宮にも来るのだろうからあまり内容には触れないけど、やっぱり本編時間が約50分+30分てのはどう考えても長いと思う。特に前半はテンポが遅くてしんどかった。
それと、僕がこの噺好きなのは佐平次のピカレスクさというか、悪い人をきっちり悪く描くという全く落語的でない部分があるからで、そんな意味では新しい下げは秀逸だと思う。でも以前からの下げもいいんだよ。

てことで今日のブログは以上、ネタばれしちゃいけないからね。

この大ホールには、次が 5/7 センチュリー交響楽団のコンサート、そして 6/1 小三治三三親子会に行く。
どちらもとても楽しみだ。