2016.2.5 【繁昌亭朝席・唯一無二の人】

【繁昌亭朝席・唯一無二の人】

イメージ 1

朝から落語とか聴くの二回目だ。以前繁昌亭朝席でとあるベテランの会があって、行ってみたら客が少ないせいかあからさまな手抜きをされた。そんなことがあって、もう朝席は来ないつもりだったけど、今日は昼夜の勢いでもう松之丞まつりにしてしまえ。てことになって数日前にチケットを確保。
「唯一無二の人」というタイトルが今ひとつ分かりにくいけれども、早起きして駆けつけてとにかくスタートだ。

天使 / 初天神
鯉八 / 藪の中
松之丞 / 芝居の喧嘩
雀太 / 代書

天使さん、この会は天使さんの企画だそうだ。ただ、キャリア10年以上でないと繁昌亭借りれないので、雀太さんに出てもらうことにしたと。去年からのいろいろ三人との関わり話したあと、「初天神」。正月のご参詣の時も言ったけど、最近天使さん低い声が安定して出ていて、みたらし屋までやったけど三人のおっさんがそれぞれ良かったな。

続いて鯉八さん。「藪の中」は去年も聴いた。客はかなりかぶってること考えたら別の噺にしてほしかった。それで、この人はやっぱり僕はだめだ。上から目線の落語に感じる。

次は松之丞さん、「芝居の喧嘩」は去年鈴本で一朝さんで聴いた。見事だった記憶がある。松之丞さん、昨夜の独演会三席の翌朝ということで声が出にくいと。まあ、今日も一人だけ朝昼夜やしね。前半抑えた感じも、後半はかなり熱演。大いに受けていた。客席1Fは約60~70人ぐらいか。でも来てる人は明らかに出演者目当ての人だから終始いい雰囲気だった。

最後は雀太さん、天使さんからの依頼で引き受けたけど、正直東京の二人のことよく知らなかった。でも、今、松之丞さん聴いていて相当うまい。言われるだけのことはあると。で、東京へはあまり行かないけど、去年落語会やって今年もみたいな話。ネタは何かなと思っていたら、やっぱり鉄板の「代書」。もう冒頭から受けまくっていた。そら、このトリの出番ですべられへんけど、雀太さんの代書のパワーはすごい。時間の関係で途中抜いて、ポン!! で下げた。

トリプル落語会のとりあえず一つ目、無事終了。楽しい会で客席にも満足感がただよっていた。