2015.8.30 【高津落語研究会プレミアム・千秋楽@高津神社・末広の間】

【高津落語研究会プレミアム・千秋楽】

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とうとう楽日がやってきた。今日の動員はついに目標の80人ジャスト。みなさん友達を連れてきたりして積極的に協力していた。正直昨日までの流れだと80人は無理なのではという声が多かったけど、去年に続いてさすがの底力だった。

雀五郎 / 世帯念仏
たま / 陰陽師
ひろば / 替り目
大喜利 / (司会)雀五郎、たま・ひろば・南天
抽選会

雀五郎さん、今日は高座の後、会計担当としての大切な仕事が控えている。「僕の方は軽く一席。」と言って入った噺は「世帯念仏」 いや良かったな。念仏の合間にいろいろ小言を言うんだけど、この念仏の脱力感が微妙でなんとも心地いい。

たまさん、何をしようかと、今月高津以外の自分出演の会に行った人といろいろ聞くけど、みんな誰か行ってて一瞬困った後に 「陰陽師」 します。相変わらず口から口へ手ぬぐいで見立てた悪霊が乗り移りまくるシーンは圧巻だ。たまさんの切れ系の表現の危なっかしさがいい。

ひろばさん、「替り目」半ばまで。この噺僕がよく聴いてる人で達者な人いっぱいいるので、どうしてもおとなし目に聴こえる。場面場面でもう一歩極端に扱った方がいいのではと思う。

南天さん、今日はここまで三人ともまくらも非常に短く、とんとんと運んでいたので、「らくだ」協力態勢かと思っていたら 「崇徳院」。これも鉄板ネタだけど、「普段着のぼんさん」というフレーズと奇妙な所作がいい・。

大喜利は、なぞかけが「フカヒレ」と「千秋楽」。今日もすっと手際よく終わる。お遊びは「私は誰でしょう」。客席からのお題にはやくも「桂りょうば」さんが登場した。

これで13日間終了。今年も高津とともに夏が終わる。でも来年の話が早くも出ていたな。とりあえず覚えておこう。