2015.7.13 【高津落語研究会@高津神社・末廣の間】

【高津落語研究会

来月のプレミアム13回を控え、今月はとりあえず通常公演の高津。しかし、今日は並んでる時よく蚊にかまれた。というか、去年の夏も思ったけど、今時蚊にかまれるのなんてここに並んでる時ぐらいだ。8月は蚊取り線香を二つ三つ増設してほしい。

雀五郎 / 桃太郎
たま / 芋俵
ひろば / はてなの茶碗
南天 / 宿替え
大喜利 /(司会)雀五郎、南天・ひろば・たま

雀五郎さん「桃太郎」。小生意気な子供を演じてもいいな。諭すセリフがリアルに聴こえるようになってきてるのか。どんどん幅が広がってきてるように思う。
たまさん、10月開催のABCホール落語会の位置付けと言うか、どうやって客を動員するかを、日々考えてるようで、日曜独演会と月刊たまの違いとか、いろいろ言ってた。僕はこういう話聴くのは楽しい。戦略を考え実行し、着実にレベルアップしていってるようにみえる。ネタは「芋俵」冒頭からたまさんペースで飛ばす、飛ばす。後半ちょっとエロ系になるんだけど、あまり意識するタイミングもないほどの疾走感だった。
ひろばさん、先日南天さんに誕生日を祝ってもらった話で爆笑。「はてなの茶碗」は、茶金さんの貫禄と前のめりな油屋との対比が見事だった。この間聴きのがした「らくだ」を聴きたくなった。この先のひろばさんの落語が少しみえてきてる気がする。
南天さん、一心寺の浪曲寄席に行った話聴くと、一度行きたくなる。「宿替え」は最初から枝雀テイスト満載。特に嫁に意見する場面なんかは、はっきりと浮かんできた。「代書」なんかでもそうだけど、枝雀一門なんだから普通にそのテイストを取り入れればいいと思う。今日の「宿替え」すごく良かった。

なぞかけは、ウィンブルドンとかき氷と何か。しかし皆さん早い!
もひとつ、一字違いで大違いというお遊びでお開き。今日も楽しかった。さあ、いよいよ来月だ!