2015.6.25 【天神寄席・6月席@繁昌亭】

【天神寄席・6月席】

毎月25日に開かれてる天神寄席、最近この会のトークが好きじゃないのでほとんど来てなかったけど、今日はゲストが内田さんなので久しぶりに来てみた。

雀喜 / 桃太郎
たま / 崇禅寺馬場
米紫 / あくびの稽古
勢朝 / 餅屋問答
中入
鼎談 / 「師匠と弟子の覚悟」
内田樹・高島幸次・春之輔
塩鯛 / 百年目

雀喜さん、憎たらしくて可愛いけん坊。見本みたいな「桃太郎」
たまさん、「崇禅寺馬場」は相変わらず、おかんが絶好調。
米紫さん、こういう抽象的な会話が漂う噺はすごくうまいと思う。
勢朝さん、古典聴くの久しぶりだけとやっぱりうまい。昼席とかでももっとやってほしい。

中入後、注目の鼎談。内田さんの話はやっぱりとても面白かったし、もっと聞きたかった。でも聞き手が力不足だった。例えば、この間の中之島文楽のように、吉坊とかが聞き手なら何倍も内容は濃くなってたと思う。
最後は塩鯛さん「百年目」珍しく出だし少し調子悪そうだったけど、直ぐにいつもの塩鯛ペースになって堪能した。ただ、番頭が大旦那に気づくシーンのタイミングが早すぎるように思った。

少し不満の残った天神寄席、来月からはまた来ないだろう。